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世界遺産 中国・黄山の山登り(5日目)
2000/ 8/17〜22


黄山から上海へ
 
ホテルの門前の路上で
朝食を摂る。皆が水餃子を食べているので同じものを注文する。15個が標準だが、10個(2元)にしてもらう。頼んでいたタクシーが来ないので、流しのタクシー(20元)を停めて空港へ向かう。空港利用税(50元)を払って待合ロビーへ入るが、上海から来る飛行機が悪天候で上海を出発できず、結局3時間遅れの11時の出発になるという。その間持参の本を読んだりお茶(5元)を飲んだりするが、長い待ち時間となった。

 同じ便に乗る中国人がいろいろと話しかけてくるが、まだ日本人と気付いていない。やっと搭乗し、ようやく到着した上海の虹橋機場からはバス(4元)に乗るが、乗ったのはたった2人だけ。飛行機の他の乗客はみんなタクシーに乗る。(今、中国でこのようなシチュエーションでバスに乗ることは恥ずかしいことになっているようだ。)終点の上海展覧中心でバスを下り、タクシー(14元)で、かの錦江賓館系列である「錦江之星長寿店」(118元)に向かいチェックインする。中国流ビジネスホテルは超格安で、清潔なリネン。ホテルの餐庁で遅い食事(25元)を摂る。こざっぱりしたレストランは、掃除も行き届いていて気持ちがいいし、合弁製造のサントリービールがよく冷えている。


物価暴騰の中国上海ではありがたいビジネスホテル

 食後、タクシー(14元)で上海書城に向かい、到着した日に決めてあった本など5冊(249.8元)を買って、骨董街の東台路へ(11元)。タクシーの運転手さんは多弁だ。月収800元。偽物をつかまされるなと忠告される。中国の経済発展の果実を受け取っているのはほんの一部で、未だ中国は窮国(「中国」との発音が似ている。)だと言う。

 東台路の骨董屋の数は増えたが、胸がときめく出会いが期待できた10年前の面影はない。並んでいる品は、いずれも模造品ばかりである。声を掛けてくる骨董屋のオヤジも精彩がない。本物やいい物を扱っているのなら、客との厳しい対峙があるはずだ。


路上で物を買って食べてはいけないと、中国の人からは口すっぱく言われていたがおいしさについ負けて

 せっかく来たのだからと、茶杯の模造品を1対(55元)買い求める。1セット150元と言い張るので、仕入れ値に利潤を上乗せしてさっさと本当に売りたい値を言うように仕向ける。街の店で買えば10元から15元の品物だ。なぜなら、別の店のオヤジに言うと、1セット30元ぐらいが妥当だと言っている。

 解放(1949年)前後の作という「五彩」の絵の美しい茶杯があり、300間から80元まで値が下がるが、実用としては大きすぎるので買わないことにする。長話をしてしまったので、文化大革命時代のバッジを5個(25元)買う。


都市開発の影響が至るところで旧市街を破壊している

 上海老街・豫園に行ったことがないので、徒歩20分の散策を楽しむ。旧市街地は「破家」ばかり。排水が悪く、すえた臭いが充満している。温厚そうな回族(イスラム教徒)が羊肉串(2本4元)を売っている。地方から出てきたと思われる若い夫婦が果物を売り歩いている。金のネックレスにブレスレットをしたお兄ちゃんが、横柄な態度でいくらかと聞いて、「そんなまずそうな物を高い値段で売るんじゃんねぇ。」というようなことを言って難癖をつけている。雑誌(2.8元)と新聞(0.8元)を買って足を進める。


貧乏旅行の日本人の中国での食事の贅沢の程度がこれくらい

 老街に入ると、観光客が大勢いて様相が一変する。しかし、そこはただの観光地。安っぽいけばけばしさで趣味に合わない。夕食(37元)を豪華に、ビール(10元)と共にいただく。締めは紅焼牛肉麺(15元)。タクシー(30元)でホテルに戻り、眠りに就く。


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